GA4で「セッションあたりの平均エンゲージメント時間」が長いキャンペーンと「エンゲージメント率」が高いキャンペーンでは、どちらが効果が高いですか?

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「セッションあたりの平均エンゲージメント時間」と「エンゲージメント率」のどちらが効果が高いかは、キャンペーンの目的によります。



指標の意味

  • セッションあたりの平均エンゲージメント時間
    • 1回の訪問(セッション)あたりの滞在時間の平均。
    • ユーザーがどれだけ長くサイト内でアクションを取っているかを示す。
    • コンテンツ消費型サイト(ブログ・動画・ニュースなど)で重要。
  • エンゲージメント率
    • エンゲージメントセッションの割合。
    • エンゲージメントセッションとは、10秒以上継続する、キーイベントが発生する、ページビューが2回以上発生、のいずれかの条件を満たすセッションを指します。
    • 商品購入やリード獲得が目的のサイトでは重要。


どちらが効果的か?

  • ブランド認知やコンテンツ消費が目的なら
    → 「セッションあたりの平均エンゲージメント時間」が長い方が良い。
    例: 記事を最後まで読んでもらう、動画を視聴してもらう、サービスについて理解を深めてもらう。
  • CV(コンバージョン)獲得が目的なら
    → 「エンゲージメント率」が高い方が良い。
    例: 商品購入、問い合わせ、メルマガ登録などのアクションを促す場合。


結論

  • 目的によって最適な指標は異なる
  • 両方のバランスを見て、「エンゲージメント時間が長く、かつエンゲージメント率も高い」キャンペーンが理想的

具体的なキャンペーンの目的に応じて、どちらの指標を重視するか決めると良いでしょう。