「セッションあたりの平均エンゲージメント時間」と「エンゲージメント率」のどちらが効果が高いかは、キャンペーンの目的によります。
指標の意味
- セッションあたりの平均エンゲージメント時間
- 1回の訪問(セッション)あたりの滞在時間の平均。
- ユーザーがどれだけ長くサイト内でアクションを取っているかを示す。
- コンテンツ消費型サイト(ブログ・動画・ニュースなど)で重要。
- エンゲージメント率
- エンゲージメントセッションの割合。
- エンゲージメントセッションとは、10秒以上継続する、キーイベントが発生する、ページビューが2回以上発生、のいずれかの条件を満たすセッションを指します。
- 商品購入やリード獲得が目的のサイトでは重要。
どちらが効果的か?
- ブランド認知やコンテンツ消費が目的なら
→ 「セッションあたりの平均エンゲージメント時間」が長い方が良い。
例: 記事を最後まで読んでもらう、動画を視聴してもらう、サービスについて理解を深めてもらう。 - CV(コンバージョン)獲得が目的なら
→ 「エンゲージメント率」が高い方が良い。
例: 商品購入、問い合わせ、メルマガ登録などのアクションを促す場合。
結論
- 目的によって最適な指標は異なる
- 両方のバランスを見て、「エンゲージメント時間が長く、かつエンゲージメント率も高い」キャンペーンが理想的
具体的なキャンペーンの目的に応じて、どちらの指標を重視するか決めると良いでしょう。