GA4の「平均セッション継続時間」と「セッションあたりの平均エンゲージメント時間」の違いとは

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GA4における「平均セッション継続時間」と「セッションあたりの平均エンゲージメント時間」の違いは、計測の仕組みと定義の違いにあります。



「平均セッション継続時間」とは

定義
すべてのエンゲージメント セッションの合計滞在時間(秒)をセッション数で割った値です。

ポイント

  • 従来のUA(ユニバーサルアナリティクス)の「平均セッション継続時間」とほぼ同じ指標。


セッションあたりの平均エンゲージメント時間」とは

定義
「エンゲージメント時間の合計 ÷ 総セッション数」で算出される。

計測方法

  • GA4の「エンゲージメント時間」は、ページがアクティブな状態の時間のみをカウントする。
  • ユーザーがタブを開いたまま放置している時間はカウントされない。
  • スクロールやクリックなどのアクティブな操作を行っている時間のみを考慮する。

ポイント

  • 実際にユーザーが能動的に操作している時間を把握できる。
  • 「平均セッション継続時間」よりもユーザーのエンゲージメントを正確に測定できる。


結論

  • 「セッションあたりの平均エンゲージメント時間」は、ユーザーがサイト上で実際にアクティブだった時間を示すため、より正確なエンゲージメント分析に適している。

GA4では「エンゲージメント」に重点を置いた計測が導入されているため、今後の分析では「セッションあたりの平均エンゲージメント時間」を重視するのが望ましいでしょう。